うんちは何を語る?

第二の脳といわれる腸と人の体のかかわりについて、興味本位に書きつづります。

下痢とヨーグルトの意外な関係

これまで、このブログでも散々お伝えしてきた通り、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌をたくさん含んでいるヨーグルトは、間違いなく「お腹の調子を整える食べ物」です・・・が、その一方で、「食べたら下痢になった」と聞いたこともあります。

オナラのにおいの話

うんちやおしっこの排泄は、人が生きていく上で必要不可欠な生理現象です。 食事して栄養素を取り込んだ後の残りカスを排泄することが、人の生命活動の基礎と言ってもよいでしょう。

口がうんち臭い?!それって・・・

現代社会では、〇〇ハラが大はやり(?)ですね。 ここでいう「ハラ」とは、ハラスメント(英:harassment)で、他人を苦しめたり、悩ませたり、嫌がらせするという意味です。

ヤバイ薬のはなし

うんちブログにつきものの下痢や便秘。 いずれも、腸内環境の乱れが元凶となって発症する体の不調です。 もちろん、食生活を見直したり、ストレスを溜めないことが予防や改善のキモとなるわけですが、とりあえずの対処療法として薬に頼ってしまうこともあり…

健全な精神は健康なうんちに宿る?!

以前、このブログにも書かせていただいた、腸内の善玉菌の数と心の健康に関する論文が学術誌に発表され、改めて「うつ病の人は善玉菌の数が少ない」ということが証明されました。

お腹を冷やすと下痢をする?!

東洋医学では病気の予防や治療の第一歩として、「体を冷やさない、体を温める」ことが重要だと考えられています。 実際、環境温度と免疫力の関係について調査したある研究では、一定の温度から急に暑い場所に移動すると免疫力が低下し、寒い場所に移動すると…

うんちをたくさんすると心身ともに健康になるという話

近年、日本人のアレルギー体質率は、世界でも類を見ないほどの高さだと言われています。 実際に花粉症やアトピーなどが社会問題化しているわけですから、このことを否定する人は少ないでしょう。

ボケは腸から始まる?!

「頭を使わないとボケる」・・・よく言われていますよね。 これはつまり、脳を使わないと退化してしまい回転しなくなるという意味です。 実はこの言い方、当たっているといえば当たっているのですが、間違っているともいえるんです。

うんちを食べる???

「うんちを食べる」なんていうと、変な趣味(?)の話と間違われそうですが、実はこれウサギをはじめとする動物の話です。 現在、日本には4種類のウサギが確認されています。 野生種として全国広く分布するノウサギをはじめ、南西諸島のアマミノクロウサギ、…

よいうんちで痩せる、悪いうんちで太る?!

かつては「女性の永遠のテーマ」と言われたダイエット。 今では、男女性別に関わらず、美容あるいは健康のために、誰もが飛びつく話題といっても過言ではないでしょう。

食器洗浄機を使うとアレルギーになるという話

少し大げさな言い方かもしれませんが、忙しい現代社会において食器洗浄機というのは魔法の杖的な存在かもしれません。 働く女性(男性も?)はもちろんですが、子育て中の女性(男性も?)だって毎日何かと忙しく、家事は便利な家電で済ませたくなるのが人情…

ワインを飲んで快腸快便?!

仕事を終えて帰宅したら、入浴後にとりあえずビールで喉を潤す・・・今の季節、これが王道かもしれませんが、中には、 食事とともにワイングラスを傾ける・・・ あるいは、 ベッドに入る前に、ワインでも飲んでちょっとリラックス・・・ 等々、くつろぎタイ…

エコロジーの原点は腸内フローラかも

このブログでは何度か取り上げたことがある腸内フローラ。 人の腸内に棲息する多種多様な細菌(数100種600兆個以上といわれています)が、特に小腸から大腸にかけて、種類ごとにグループを形成して腸の壁面に棲んでいる状態が、まるで植物が群生しているお花…

人間は草食動物なのか?

人体は植物を食べるようにできている、という説があります。 故・島田彰夫氏(元宮崎大学名誉教授)の学説によれば、「消化酵素を調べると人の食性は植物食である」、「人は猿から進化したが、その進化の過程をみても、人は植物食になる」とされています。

加工食品が悪さする?!

近年世界各地で日本食ブームが起こり、2013年には日本食がユネスコの世界文化遺産に登録されるなど、和食の注目度は高まるばかりです。

腸内細菌VSストレス

突然ですが、歴史の話を少々。 1497年、ポルトガル人のバスコダ・ガマはリスボンを出航し、翌年アフリカ南端の喜望峰を回ってインドのカリカット(現コージコード)に達し、東洋航路を発見しました。

うんちが汚いのはなぜ?

突然ですが、仮に「うんちのイメージ」を問われれば、おそらく10人中7,8人が「汚い・・・」と答えるでしょう。 残りの2、3人は「くさい・・・」ですかね。 まぁ、実際、見た目もにおいもよくないとなれば、当然のことかもしれません。

よいうんちをすると幸せになれる?!

脳の中の伝達物質として最近注目されているのがセロトニンとドーパミンです。 これらは別名「幸せ物質」と呼ばれています。

オリゴ糖の効果はすごい!

オリゴ糖は、腸内でビフィズス菌の餌となり、腸内フローラ改善に役立ちます。 そもそも、オリゴ糖とは、ブドウ糖や果糖などの単糖類が2~10個程度結合した糖質の総称なので、実は一種類ではありません。

うんちで死んだらシャレにならない?!

突然ですが、トイレの中でうんちを出そうとイキんでいるときに、気分が悪くなって動けなくなったというケースは少なくないようです。 とはいっても、多くの場合は、安静にしたり点滴治療などで回復しています。 これは、点滴の効果はもちろんですが、身体を…

うんちを出すのは生きるため!

健康になりたい病??? 昨今、テレビや雑誌などで、さまざまな健康情報が取り上げられて、健康がブームになっている状況です。 あまりに度が過ぎて「死んでも健康になりたい」などと、わけのわからない物言いもでてくる今日この頃。

腸の老化が〇〇を招く?!

人間の老化現象というと、物忘れがひどくなる、よく眠れなくなる、あるいは筋力が落ちる、シワが増える等々、さまざまな症状が思い浮かびますが、実は人がなぜ老化するのかについては、いまだにはっきりと解明されていません。

ヨーグルトの脂肪ゼロ、何が違う?

先日、本ブログでヨーグルトの食べ方・選び方についてお伝えしたんですが、今日はその点について、追記したいと思います。

ヨーグルトはこうして選ぶ・食べる!

前回、ヨーグルトや乳酸菌飲料について、乳酸菌やビフィズス菌が生きたまま腸まで届く、届かなくても(つまり、死んだ菌でも)、効果があるとお伝えしました。

何がどう効く?乳酸菌

最近では、腸ブーム(?)の影響で、いろいろなメディアが腸内環境について報じています。 そんな中で、プロバイオティクスっていう単語を見たり聞いたりする機会があると思います。

腸内環境も老化する?!

腸内細菌についてのある研究によると、腸内細菌の割合は年齢によって変化するそうです。 つまり、若いときにいくら良好な腸内環境を保っていたとしても、何もしなければ加齢するにつれ、その環境は悪化の道をたどるということです。

腸内フローラは十人十色

人に個性があると同様に、腸内フローラにも個性があります。 さらに、人の個性はそう簡単には変わりませんが、腸内フローラは変化します。 実際の腸内フローラの研究では、様々な年代の人たちのうんちを観察することで、全体的・平均的な傾向をつかんでいま…

洗剤とうんちが運命的に出会った話

30年ほど前に、「スプーン一杯で驚きの白さ」というキャッチフレーズで花王から発売された洗剤「アタック」は、酵素入り小型濃縮洗剤のはしりでした。 現在40代以上の世代なら、子供の頃に母親が使っていた洗濯洗剤...ザブ、ニュービーズ、ブルーダイヤ等々…

うんち移植は究極のプロバイオティクス!

「プロバイオティクス」という言葉・・・一度も聞いたことがない...という人もいれば、なんとなく聞いたことがある...という人もいると思います。 最近では、市販されているヨーグルトのパッケージに見かけることが多い単語なので、聞き覚えがある人なら、な…

うんちが高く売れる?!

近代農業で肥料といえば化学肥料です。 もちろん、自然農法・オーガニック農法なども普及していますが、主流は化学農法でしょう。 しかし、古代から20世紀後半までは、糞尿を肥料に用いた農業が当たり前だったわけです。