うんちは何を語る?

第二の脳といわれる腸と人の体のかかわりについて、興味本位に書きつづります。

腸内環境

人間は草食動物なのか?

人体は植物を食べるようにできている、という説があります。 故・島田彰夫氏(元宮崎大学名誉教授)の学説によれば、「消化酵素を調べると人の食性は植物食である」、「人は猿から進化したが、その進化の過程をみても、人は植物食になる」とされています。

加工食品が悪さする?!

近年世界各地で日本食ブームが起こり、2013年には日本食がユネスコの世界文化遺産に登録されるなど、和食の注目度は高まるばかりです。

腸内細菌VSストレス

突然ですが、歴史の話を少々。 1497年、ポルトガル人のバスコダ・ガマはリスボンを出航し、翌年アフリカ南端の喜望峰を回ってインドのカリカット(現コージコード)に達し、東洋航路を発見しました。

よいうんちをすると幸せになれる?!

脳の中の伝達物質として最近注目されているのがセロトニンとドーパミンです。 これらは別名「幸せ物質」と呼ばれています。

オリゴ糖の効果はすごい!

オリゴ糖は、腸内でビフィズス菌の餌となり、腸内フローラ改善に役立ちます。 そもそも、オリゴ糖とは、ブドウ糖や果糖などの単糖類が2~10個程度結合した糖質の総称なので、実は一種類ではありません。

うんちを出すのは生きるため!

健康になりたい病??? 昨今、テレビや雑誌などで、さまざまな健康情報が取り上げられて、健康がブームになっている状況です。 あまりに度が過ぎて「死んでも健康になりたい」などと、わけのわからない物言いもでてくる今日この頃。

腸の老化が〇〇を招く?!

人間の老化現象というと、物忘れがひどくなる、よく眠れなくなる、あるいは筋力が落ちる、シワが増える等々、さまざまな症状が思い浮かびますが、実は人がなぜ老化するのかについては、いまだにはっきりと解明されていません。

ヨーグルトの脂肪ゼロ、何が違う?

先日、本ブログでヨーグルトの食べ方・選び方についてお伝えしたんですが、今日はその点について、追記したいと思います。

ヨーグルトはこうして選ぶ・食べる!

前回、ヨーグルトや乳酸菌飲料について、乳酸菌やビフィズス菌が生きたまま腸まで届く、届かなくても(つまり、死んだ菌でも)、効果があるとお伝えしました。

何がどう効く?乳酸菌

最近では、腸ブーム(?)の影響で、いろいろなメディアが腸内環境について報じています。 そんな中で、プロバイオティクスっていう単語を見たり聞いたりする機会があると思います。

腸内環境も老化する?!

腸内細菌についてのある研究によると、腸内細菌の割合は年齢によって変化するそうです。 つまり、若いときにいくら良好な腸内環境を保っていたとしても、何もしなければ加齢するにつれ、その環境は悪化の道をたどるということです。

腸内フローラは十人十色

人に個性があると同様に、腸内フローラにも個性があります。 さらに、人の個性はそう簡単には変わりませんが、腸内フローラは変化します。 実際の腸内フローラの研究では、様々な年代の人たちのうんちを観察することで、全体的・平均的な傾向をつかんでいま…

うんち移植は究極のプロバイオティクス!

「プロバイオティクス」という言葉・・・一度も聞いたことがない...という人もいれば、なんとなく聞いたことがある...という人もいると思います。 最近では、市販されているヨーグルトのパッケージに見かけることが多い単語なので、聞き覚えがある人なら、な…

寄生虫ダイエット?!

「寄生虫」なんて聞くと、どんなイメージをもちますか? 大抵は、汚い・気持ち悪い・怖いって感じではないでしょうか。 でも、そんな寄生虫でダイエットするって話があるんです。。。汗。

慢性下痢には病気が潜む?!

前回は主に、急性の下痢について記したので、今回は引き続いて慢性の下痢についてお伝えしようと思います。 以前はわたし自身、慢性下痢で悩んでいたので、このテーマには思い入れがあります(苦笑)

腸内環境と下痢の関係

便秘に悩む人と同じくらい下痢に悩んでいる人、いるんじゃないでしょうか??? 便秘もつらいけれど、下痢もキツイですよね。 便秘は四六時中、不快感と戦わなければならないけれど、下痢の場合、通勤や通学の電車や会議中、授業中にもよおしてきたら一大事!…

便秘と下剤の関係

人の免疫は腸内細菌のバランス、つまり腸内環境によって左右されています。 そして、腸内環境の良し悪しを判断する大切な要素の1つがうんちです。 うんちそのものの状態はもちろんですが、便秘や下痢といった排泄状態にも多くの情報が詰まっているんです。

小腸がんて、聞いたことある?

小腸には病気がない?! 胃で消化された食べ物を消化・吸収し、残りものを大腸へと送る働きを持つ小腸ですが、実は身体の中で一番病気になりにくい臓器と呼ばれています。 なぜ小腸には病気がほとんどないのか?というと、小腸には病原菌が長居できないから…

大腸がんと食物繊維はリンクする?

大腸がんは、大腸の内側に発生するがんの総称で、生じた部位によって、結腸がんや直腸がんなどとも呼ばれます。 近年では、日本で大腸がんが急速に増加していて、がんによる死亡者数部位別の統計では、男性では肺、胃に次いで第3位、女性では肺、胃を上回り…

腸内フローラのバランスが大切なわけ

細菌は、地球上で最も数の多い生物です。例えば、肥沃な土1g中には、日本の人口に匹敵する細菌がいるそうです。 そんな細菌にとって人の腸内は、温度やpHなどの環境が整い、さらに定期的に栄養供給がなされる、いわば天国です。 なので当然、たくさんの細菌…

宿便の真実

宿便てなに? 突然ですが、健康やダイエットに関する記事などで「宿便」という文字を目にしたことがある人は多いのでは? そこには、 「食べ物のカスは小腸にぎっしり生えているの絨毛に引っかかって残留しています。そして、1度引っかかると、後から後から…

腸内細菌は危険?

私が子供の頃には、「トイレにいって手を洗わないと、大腸菌でおなかを壊す」など、「大腸菌」というワードは汚い細菌の代名詞的につかわれていました。 また、現在でも、海水浴場の汚染度は、大腸菌の数で評価されています。 となると、やはり大腸菌は不潔…

腸内細菌の生態

最近、何かと話題の腸内細菌、テレビ番組や雑誌などでも頻繁に特集されていますよね。 人の腸内には、多種多様な細菌が生息しており、一説によると約1000種類、600兆個程度、重さにして1.5kg程度にもなるといわれています。

腸は第二の脳の意味

セカンドブレイン 最近よく聞く「腸は第二の脳」という言われ方、なんとなく意味がわかる、けれども実はイマイチわかってない、という人もいるのでは?(笑) 実は私も「よくわからない」内の1人だったので、自分なりに調べてみました。 実際、腸と脳には深…

腸の働きと消化のしくみ

うんちやおしっこなど、生き物が排泄する元は、言うまでもなく食べた物を消化することです。消化とは、飲食した物から栄養分を摂取することですが、これをちょっと小難しく説明すると、食べた物の成分中にあるタンパク質や脂質、糖質などを、膵臓でつくられ…

おならは危険物?!

おならは窒素・二酸化炭素・メタン・水素・酸素が主成分で、この内おならの燃える成分は主に水素とメタンです。 ただし、人によってガスの含有量には幅があり、メタンは0~26%、水素は0.06~47%の範囲と含有量にはややバラつきがあります。 メタンと水素は…

腸内細菌とおならの正しい関係

今日は、うんちと縁が深い(?)おならについて考えてみます。 うんちもおならも、腸内の環境によって、大きな変化を見せる生理現象という意味では共通していますし、何よりカラダの同じ出口から出てくるという点は、そっくりそのままです(笑)

うんちと消化の関係

うんちの元になる栄養素とは うんちの中身の一部は食べ物のカスです。 そして、うんちの元になる主な栄養素は、食べ物の三大栄養素:糖質(炭水化物)、脂質、タンパク質です。(その他、ビタミンやミネラルという栄養分も含まれています。)

うんちに興味をもったわけ

米国の賢威ある学術雑誌「サイエンス」が、過去10年間の科学上の10大成果の一つに、腸内細菌の研究を挙げたことでも分かるように、いま「腸」に注目が集まっています。 「腸内フローラ」とか「腸は第二の脳」などというフレーズを耳にしたことがある人も多い…